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いまさら聞けない「ブラウザ」「クローム」「エッジ」って何?をプチ解説①

  2022/08/19    高橋 ゆうき

こんにちは。5回目のブログになります。

今回はいつもと方向性を変えて日常をお届けする内容ではなく、
ホームページ制作会社として、ホームページに関係するちょっと技術的な内容を書いてみようかと思います。

弊社では日ごろさまざまな業種のお客様からホームページの制作依頼を受けます。
もちろんほとんどの方が、ホームページに関する専門知識のないお客様です。

ふつうホームページを見る際、「ブラウザ」を利用してインターネットに接続します。

その1 いまさら聞けない!「ブラウザ」って結局何?

ずばり、インターネット上の情報を簡単に閲覧するためのソフト(アプリ)です。

インターネットに存在する情報(たとえば文字や写真)を閲覧するためには、本来たくさんのプログラムを動かして、その情報がある場所までたどり着く必要があるのです。

ただ、その場所にたどり着いただけではなく、その情報をパソコンの脳みそで認識できる形式から、人間の目で視覚的に閲覧することのできる形式に変換する必要もあるのです。

その一連の動きを、ちょっとの文字打ち込みと簡単なクリックだけでできるようにしてくれているのが、「ブラウザ」という種類のソフトです。

もしもブラウザが無かったら(無い時代は)、全員が映画で見るようなハッカーの図でインターネット上の情報を閲覧していたはずです。

今となってはブラウザは、私たちがインターネットに接続するためには必要不可欠な存在です。

その2 ブラウザのプチ歴史

今でこそブラウザでホームページやウェブサイトを閲覧すると、文字だけでなく画像や動画や音楽などによってとってもたくさんの情報を仕入れることができます。
ですが最初期のブラウザでは、文字だけしか見ることができませんでした。

例えるなら、写真のない文字だけが羅列された新聞やチラシです。

インターネット上のものに限らず、現実での商品や技術に関してもそうですが、たくさんの人が使うようになるにつれて様々な企業が参入し、いろんな人のアイデアが盛り込まれることで、システムがどんどん良いものに進化していきます。

ブラウザも技術の進化により、画像が閲覧できるようになって、動画が見られるようになって、今ではブラウザだけでゲームができたり、いわゆる「メタバース」と呼ばれるようなバーチャル体験もできるようになりました。

ですがブラウザの進化のためには、パソコンやスマートフォンの進化も必須になってきます。
逆に言えば、パソコンやスマートフォンが進化するとブラウザも進化します。

もし今後、スマートフォンとはまた違った新たなシステムでインターネットの閲覧が可能になったとき、ブラウザの形は今とは全く違うものになっているかもしれないですね。

その3 よく聞く「クローム」「エッジ」って何?

ウェブサイトを利用していると、よく「Google Chrome最新バージョンを使ってください」「Microsoft Edge最新バージョンを使ってください」などと言われることがあるかと思います。

「Google Chrome」も「Microsoft Edge」も、ブラウザの種類の名称になります。

前述のとおり、ブラウザがたくさんの人に使われるようになったことで、様々な企業が独自のブラウザの開発に参入し、今では開発会社や開発技術ごとに特徴が異なるブラウザがたくさん存在します。

その中で特にたくさんの人に利用されているであろうブラウザが
「Google Chrome(クローム)」「Microsoft Edge(エッジ)」の2種類です。

名称をみてわかるとおり、ChromeはGoogle社が作ったブラウザで、EdgeはWindowsをMicrosoft社が作ったブラウザです。

EdgeはMicrosoft社が作ったのもあって、Windowsのパソコンを買うと必ず最初から入っています。そのため使う人が多いです。
同じく最初から入っているブラウザといえば、iPhoneに入っている「Safari(サファリ)」もそうですね。

ですがEdgeはWindowsでしか、SafariはiPhoneやMacのApple製品でしか使えません。
開発会社や開発技術が違えば、ブラウザの見え方も使い方も全く違います。

Chromeはその差をなくすために、どのブラウザよりも真っ先にパソコン・スマートフォン・タブレットの、端末やOSの種類に関係なく同じように使えるようにしたため、今では一番の利用者を誇ります。

という理由から、Chromeは昨今の「とりあえずこれ使っとけブラウザ」になっているというわけです。

まとめ

このブラウザを使わなきゃダメ!というルールはありませんし、自分が使いやすいものを利用して全然OKです。
でも大多数がChromeやEdgeを利用している場合、ホームページやウェブサイトを作る側も、大勢が利用しているブラウザでの閲覧を最優先に制作します。

制作者が意図した見え方・動きをするように、利用者側にもちょっとだけ協力してほしいな~という気持ちで、EdgeやChromeでの閲覧をご案内しています。

ご案内の中には“動作対応環境”といわれる「この環境でないと正常な利用ができません」というちょっと強めの案内があるウェブサイトもあります。(主に特殊なシステムが動いているネットバンク系など)
その時はちゃんと案内に従い、指定された環境で閲覧するようにしてくださいね。

以上、長くなりましたが、「ブラウザって何?」についてかなりプチな解説でした。
次回(未定)、ChromeやEdge、今では利用のできないInternet Explorerなど、有名なブラウザの特徴の違いについてプチ解説したいと思います。